富士登山で高山病にならないためにはどうしたら良いのですか?
富士山登山ガイド兼店長のあっし~です。
以前うちのスタッフが
『高山病』になぜなるのかという事をお話しいたしましたが
今回は富士登山の天敵
『高山病』にならないためには
どうしたら良いのかをご紹介いたします。
高山病はなぜなるのかというと
『高所における気圧の低下に伴う酸素摂取量の減少という』のが原因です。
※これには諸説あります
ようは血中酸素が少なくなると
まずは頭痛からはじまり、次に手足のしびれや吐き気などを伴います。
ではどうやったら『高山病』にならないのか!
これは絶対に全員が防止するというのは大変難しいですが
しかし予防できるようにすることはできます。
それはどうするかというと
一番重要なキーワードは『酸素』です!
先ほどもご説明しましたが
高山病は血中酸素が欠落しておこることが多いです。
要するにそれを補ってあげれば良いという事です。
私が富士登山のガイドをする時にも
一緒に登られる方に、必ず言っている事がございます。
それは
『深呼吸しながら歩いてくださ~い!』
という事です。
(もう本当に何回も何回もです(汗))
富士登山をする際
大抵の方が無心で歩いているせいや
あとは岩場を登る際に息んだりして
呼吸が浅くなったりし、徐々に徐々に体内の酸素が減っていきます。
それを補うには
一番いいのは『深呼吸』なのです。
『深呼吸』をすることで体内に酸素をたくさん取り入れ
体内の酸素を補う事がとても大切なの事です。
たかだか『深呼吸』とバカにする方もいらっしゃいますが
この『深呼吸』が富士登山の高山病予防には絶対不可欠なのです。
でもこの『深呼吸』をしながら歩くというのが
なかなかできないんです・・・
なぜならみなさん無心になってこの『深呼吸』を忘れてしまいがちなのです。
これまで色々な方をガイドしてきまして
これの深呼吸をできる方とできない方で
高山病になるかたとならない方がわかれます。
だからといって深呼吸ができないからって
見捨てるわけではございません。
このような方たちに役立つのが『酸素缶』なのです。
酸素缶についても諸説ございますが
主にリフレッシュ効果を得られるというふうに言われていますが
上記のように呼吸が薄くなってしまう方などには
7合目以降の休憩時で
必ず高山病になる前から『酸素缶』で体内の酸素を補うようにするのも
高山病を予防する方法の一つでもあります。
LaMontで酸素缶ももちろん販売しております。
『深呼吸』と『酸素缶』で
高山病にならないようにご注意していただき
楽しい富士登山を!
※高山病については諸説ございますので参考までに。