富士登山に行く場合、初心者にはどこの登山口(登山道)からがいいのですか?
スタッフのロックです<(_ _)>
お店で来店の方のご対応をしていて
よく聞かれるご質問になります。
登山道(登山口)はどこが良いのか?
こちらについてお応えいたします。
以前の登山道はいくつあるのか?という内容をご紹介いたしましたが
登山道の中で
最も初心者の方に登られている登山道は
『吉田口』登山道になります。
年間約17万人(2014年)になり
どの登山道よりも多くの方が登られます。
吉田口登山道が初心者の方には向いているため
大抵の方が吉田口登山道から登られます。
では、ほかの登山道はどうなのかといいますと
それぞれの登山道で特徴があります。
難易度ランキングをつけるとすれば
最も登りやすいとされているのは
①吉田口
になります。
その次に登りやすいとされているのが
②富士宮口
その次が
③須走口
④御殿場口
という順番になっております。
様々な要素があるのですが
一番の理由は標高差になります。
スタートの標高が
吉田口は約2300m(頂上まで1476m)
富士宮口は約2400m(頂上まで1376m)
須走口は約2000m(頂上まで1776m)
御殿場口は約1450m(頂上まで2326m)
になるので距離的な事になります。
あとは山小屋の多さや坂道の勾配など
色々な状況をふまえますと
吉田口が初心者には向いているということで
多くの方が吉田口から登られます。
今年は吉田口から登って
翌年には富士宮口からのぼるという方も少なくありませんし
これもまた富士登山の楽しみ方と思います。